2016年07月21日

「私」という夢から覚めて、わたしを生きる 中野 真作氏著 青山ライフ出版

 読売新聞の広告で、アマゾンベストセラー1位


「私」という夢から覚めて、わたしを生きる。
    という本が紹介されていました。


  心理セラピストが 自己の体験から得た悟りと癒しについて語る。
   スピリチュアルな探究が終わったところから始まる 真の解放のプロセス・・・ 
    それは「悟った自分」を手放し、
     自分という夢から本当に覚めていくプロセス。


 とても興味を惹かれましたので、読んでみました。
   ご一緒に覗いてみませんか?


 心のおしゃべりが止まったとき、
  自分の内側の、一番深い部分と繋がることが出来ていたのです。


 言葉というものは、元々 意味を持っているわけではなくて、
  私達の『意識』が、そこに意味を与えているのです。


 言葉に限らず、思考や感情も、それ自体に意味があるわけではなく
  自分が それに意味を与えているのです。


 一方、出来事に与える意味は 人によって全く違います。
  自分がある特定の出来事に、どんな意味を与えているのかに気付くことは、
   どんなふうに「自分で自分を制限しているか」に気付くことに繋がります。


 ☆問題は、切り離されている自分の感情が、
   目に見える形になって、現実の世界に現れているもの・・・
    無視されてきた感情のエネルギーが、自分に向かって反乱を起こしているのです。


 自分の一部を無かったことにすると、感情の抑圧が生じるのです。 
  すると、閉じ込められた否定的な感情は否定的な感情を生み出します。
  

 この悪循環から抜け出すには、

  @先ず、否定的な思い込みに「気付くこと」と、


  A次に、全ての『分離は幻想』で、
    苦しんだり、傷ついたり、
     輪廻転生したりする個人は そもそも存在しない。


       の両方の次元を大切にすることがポイントとなります。


 あなたの注意を引き付けるもの、感情を動かされるものは、
  あなた自身の 影の投影 ですので、
   認めて ありのままに 感じ取ればいいのです。


  「気付いて投影を引き戻すことが出来ると、
    生きる感覚はずいぶんと楽になっていきます。」


 ※注意が必要なのは、
   感情を開放すること、浄化することは、
    例えば「怒り」ならば怒りの感情を
     無くなってしまうまで『吐き出してしまうことではありません』。


  ☆大切なポイントは、感情をどれだけしっかりと『意識できるか』ということです。


  ・このとき自然に起こっているエネルギーの動きを、
    「良い」とか「悪い」とかの判断なく、ただありのままに感じる・・・。


    すると、それは自分を悩ます何かではなくなり、
     単なる『エネルギーの流れ』であることが解ります。


   ※ 意識の光を当てられたものは、意識そのものに変容するのです。


 ありのままを見ることを怖れ、思考をぐるぐる廻らせ、体を緊張させて
  呼吸を抑えていたら、生きていくのが苦しくて当たり前になります。
   考えることで感情を閉じ込めていたのです。


 人生の苦しみの根本的な原因は、
  「私」という夢の中に閉じ込められていることにあります。


 解決の方法は、分離の夢から覚め シンプルに 本来の姿を思い出すだけのこと。


 みんな舞台の上で演技をしている俳優さんたち。
   ですが、みんな演技をしていることを忘れてしまい、
    役柄そのものだと思い込んでいる。


 本当の私・ワンネス
  例えば「こんな私ではだめだ」という否定的な考えが流れて行っても、  
   それは風が吹くのと同じように 宇宙の自然の一部であって、
    風もそのうちおさまるのです。


  そして又、例えば「自分は怒ったりしない人間だ」
   というアイディンティティに同一化してしまうと、
    怒りのエネルギーは 影となって抑圧されてしまい、
     自分と自分以外 という分離を作り出し、苦しみの原因となるのです。



 雨が降ったり、風が吹いたり、星が流れて行ったりするのは
  条件の変化で 自然に起こっていること。


  同じように、心という空間の中に 思考・感情が流れていますが、
   それも「条件の変化」で自然に起こっていること。
    宇宙の大きな流れの中で、そうなっている・・・。


   この感覚に触れると、
    『ありのままでいい』 の本当の意味がわかってきます。


 サブタイトルの 非二元とは、言うまでもなく
  二つではない、すべては一つにつながっている という意味です。


 「すべては一つ」
   分離を信じてしまうことで 生まれていた苦しみや不安も、
    夢の一部に過ぎなかったのです。


 それまでは自分の気持ちを抑え、人に合わせることで生きてきた人が、
  自分の気持ちに気付くことで、成長のプロセスをきちんと踏まえ、
   より生き生きと生きられるようになるのです。


 成長のプロセスとは、

   @ 自我が確立される前の段階

   A 自我を確立する段階

   B 自我を超えていく段階

                 をいい、

     多くの人は人生後半期に、人間意識の限界を感じ始め、
      様々な執着に気付き、手放していくプロセスが始まります。


 そして、「私」からの目覚めには 二つの側面があります。

   一、すべてのものは、実体を持たない「空」なのである。

       『色即是空』 という認識。


   二、その「空」そのものが、目に見えるすべての世界として現れている。

       『空即是色』


     すべてのものが一つに繋がっている という認識です。    


 本当の自分とは、生まれては死んでいく身体ではなく、
  苦しんだり悲しんだり、悩んだり喜んだりする心でもなく、
   それらがやってきては去っていく 『空間』そのものなのです。


  星と星の間には、真空・空間があるように、
   私達の細胞と細胞の間にも、真空・空間が存在しています。
    目に見えるものは、見えない存在に支えられているのです。


 ☆『空間』つまり、すべては私であり「空」なのです。
    ですから、今どんなに苦しんだり悩んだりしていても、
     その体験を見ている自分、目撃者としての自分を意識していくことで、
  そこから抜け出すことが出来るのです。


 人生とは一度分離の体験をし、そこから全体性へと戻ってくるプロセスであり、
  本当の自分に目覚めていくことが目的なのです。


 「私の・・・」という言葉を外して、
  「ただ考えがある」「ただ感情がある」 という視点で見ることを意識してみる。
    ※思考や感情を自分のものだとする思い込みから解放されると、
      思考が生まれては消えていく スペース・空間 を感じることが出来ます。


 ☆これまで自分の「思考」「感情」「身体」だと思っていたものが、
   実は宇宙の、神の、自然のものだということに気付くのです。


 ですが、気を付けなければならないのは 「頭だけ」で理解してしまうと、
  身体を無視したり、感情を抑圧したりしてしまう可能性があります。
   意識進化のプロセスとも関係しますが、


    @先ずは身体、思考、感情を完全に自分のものとして 
      "自分の役割" として ありのまま認識すること。


       それが完全に実感されて初めて、


    Aそれらは実は、本当の自分ではなかった。
      条件によって変化し続ける現象の奥にあって
       変化しない "俯瞰している自分こそが本物" だった。 


        という 気付きへの可能性が開かれるのです。
       

  ☆癒しと目覚めのために 第一に必要なことは、
    感情に気付き、それを『認めたうえで手放していくこと』です。


唯心の所現である三界の法則を体現・確認しているともいえます。


 ・ほとんどの人は、自分のありのままの姿を許すことが出来ません。


   すると、スピリチュアルな
    大いなる存在としての自分に気付くことは出来ないのです。

 
 「自分のことを嫌いな自分がいる」ことを 判断したり裁いたりせず、
   嫌いでもいいし、そんな自分でも大丈夫と受け入れるのです。


 ☆感情は起こった時に、十分に感じ取っていけば消えていくものなのです。
   現象界のあらゆるものは、変化していくのが本来の性質だからです。


  心の中で何度も繰り返されている否定的な思考、物語に気付いてみて下さい。
   気付くだけで、今ここの意識から光が当たり、
    その思考が生みだす 否定的なエネルギーは小さくなっていきます。


    否定的な思考と感情は、互いを再生産する『悪循環』に陥っていきます。


  ※その思考パターンに気付くことと、

    閉じ込められていた感情に気付いて 浄化していくのです。


     すると、過去に起こった出来事が 自分に影響を与えることが無くなります。

       過去から解放され始めるのです。


 過去はずっと前に終わっているのに、
  思考によって『今』のことになってしまいます。
   このことが実感されると、
    「過去」との関わり方が根本から変わってきます。


 目覚めること、悟ることとは 『聖人君子』になることではなくて
  私に関する思考も含めて、
   心の中を流れていく "思考に 捉われなくなる" ことを意味しているのです。
    『行雲流水』です。


 私達の意識は常にその「対象を求めてしまう傾向」がある一方で、
  その意識の「対象の中に完全に巻き込まれてしまう」と、
   私達が本来持っている『静けさや平和、幸福』と切り離されてしまいます。
               ↓
    『対象を持たない 意識そのものに気付いていく』ことが
      その 繋がりを思い出す 大切なポイントなのです。


 『考え』は、その時と場の条件と共に変わっていく
   とても不安定なもので、生まれては消えていく 儚いものです。


 ※思考が静まって、思考と思考のすき間、
   思考が生まれては消えていくスペースを意識できるようにする・・・。


 ※その スペース は、閉じ込められていた痛みを
   ありのまま受け止める『癒しの空間』なのです。


 ※癒されるということは、自分が 全体の一部であって、
   全体から分離した個別の存在ではないと、気付くことでもあります。
 

  何も考えていないときの自分を意識する。 

     無=空=光としての自分を意識してみる。


 思考のすき間を意識できる瞬間が増えてくると、そこから大きな自分が流れ込んできます。


 やがて、混乱や不安をも包み込む 広大な空間が自分だった。
  という感覚がやってくるのです。


 小さな自分という感覚がなくなった時に初めて、
  大いなる自分の英知が働き始め、それがこの心と体を通して
   自然に表現されるようになるのです。


 ☆先ずは、頭の中を流れている思考の間にある 小さなすき間 を
   見つけることから始めてみて下さい。
    それが あなたの本性である『光・空間・無』そのものなのです。


 ☆本当の瞑想とは、今この瞬間に起こっている感情を、
   良いとか悪いとかの判断なく、ただありのままに認めることです。


   すると、怖れや不安などの感情は、その力を失っていき、
    否定的なエネルギーだと思っていたものが、
     実は本性である『意識・空・光・無・神』そのものの
      一部であったことを思い出します。



 そして「なぜ」という視点を外す。

  ※「なぜ?」を追求していくと、答えの出ない疑問にたどり着いてしまいます。

    (もちろん、「目覚めるため」という模範解答はありますが・・・)


  「なぜ」を外して、ありのままのエネルギーを感じると、
    疑問の影に隠れていた 痛みや苦しみが自然と浮上してきます。
     そのエネルギーそのものに 心を開くことが大切です。


    痛みを感じることを恐れて その痛みの周囲を緊張させている感覚、
     その緊張感が「なぜ」と考えている主体である『自分』
      という感覚であることを意識してみましょう。


 痛みのエネルギーをそのまま感じると、痛みを取り囲む緊張が緩み始め、
  「なぜ」と問い続ける自分そのものが緩んできます。
    この心と身体だけが自分だという思い込みが小さくなっていきます。
     そのとき「なぜ」は自然に消え、あるがままの世界が見えてきます。


 「ありのままでいい」という言葉が意味していることは、
   ☆不十分だと考えている今の自分をも含めて、すべてOKだという感覚です。

    (ただし、現状をそのまま維持していけばいいと言っているわけではありません)


   ※「ありのままでいい」という言葉の本当の意味が分かってくると、
      あなたと周囲の世界は奇跡的な変化を起こし始めます。


 私達は思考によって ありのままの世界を分割し、
  あるものは〇で、あるものは×という判断を下します。
   そして〇とされるものだけを元にして自分の世界を構築するのです。


 先ずは〇でないと判断してしたものが 何なのかに気付いていくことが大切です。
  気付いておくだけで、その部分で収縮してしまったエネルギーが流れ始めます。
   そもそも「私」という感覚、自己感覚とは、
    エネルギーの収縮、こわばりそのもののことですから、
     収縮が緩んでくると「私」という感覚が緩み始めます。


 ※怒りを感じる時もあれば、喜びを感じる時もある、病気になるときもあれば、
   健康な時もある。神経質になる時もあれば、大雑把になる時もある。
    それらの変化そのもの、『エネルギーの流れそのものが自分』である。
     という感覚が生まれてきます。


 私達はほとんど四六時中、心の中で「〇」「×」というような判断を繰り返し、
  その考えと完全に一体化していますが、
   そのことが自分を制限し、苦しめていることに気付かずにいるのです。
                 ↓
  先ず、判断していることに気付くことから始めて下さい。
   心の中に判断の思考が流れていることに、ただ気付くのです。
    そして、その時の身体の感覚を意識します。


  ※どこかが こわばっているとか、力が入っているとか、意識しておいて下さい。

    ただ気付くだけでいいのです。どうにかしようとする必要はありません。


     ・するとやがて、その部分の収縮が緩んできます。

       自分という感覚が緩んでくるのです。


  「苦しみや痛み」は、あなたの中で『光を求めている叫び声』です。
    あなたという全体性の中で、緊張して収縮してしまい、
     周囲の世界から分離した自分が存在しているという
      思い込みを生み出している部分を教えてくれる 
       大切なメッセージなのです。


   頭であれこれ考えないで、ありのままを見てみる。
    すべては やってきては消えていくもの。
     しっかり触れることで、自然と緩んでくるのです。

    ※ありのままに感じ取り認めると、手放すことが出来るのです。


  多くの人は子ども時代に心の痛みを体験し、
   それに触れることを避けるために、心と身体を緊張させています。
    その緊張こそが、周囲の世界から切り離された「自分」という感覚です。
     その痛みを癒していくことで、自分という思い込みから抜け出せるのです。


   感情の抑圧が強すぎると、感情を意識にのぼらせにくいのです。
    そんなときは、強く緊張していた心と身体を緩めてやる体験が必要です。


 私という視点が緩んできたときに はじめて、
  良い悪いを超えて、世界をありのままに観ることが出来るようになってくるのです。


 自分の頭の中(と思っているところ)に、
  思考が最初に浮かんでくる瞬間を 意識できるようにすると、
   「思考は自然に湧き出していて、
     感情も自然に起こってきている」ことが理解できるのです。


 すべての感情に対して開かれた態度でいること、
  ただ起こるまま、感じるままにしておくと、
   『再生』が始まるのです。


  自分がこの身体と心だけに限定された小さな存在だ
   という思い込みから解放され、
    本来の、大いなるものとしての自分を思い出すのです。


   そのとき、自分の力だけで生きているという傲慢な思いも消え、
    ただ 生かされていることに気付きます。
     計り知れないほどの神秘的な生命として 今ここにいることに気付きます。


 ※一見否定的に見えるすべての感情、思い、
   それを引き起こすすべての出来事は、
    あなたを、『この認識へと向かわせる』とても大切なものなのです。


 悟りとは 何ら特別のものではありません。
  ただ 『ありのままを ありのままに見る』ことです。


  「ありのままの世界」とは、
    ※思考が作り出す概念を通していない「生の世界」のことです。


    (もちろん思考も、ありのままの世界の一部なのですが、その思考すら
      ただの思考とは見ていないで、さらに思考を重ねて見ています)


  今、ここにある ありのままの世界を 
   ありのままに見ることが出来るようになるとき、
    求め続けていたものが、いつも目の前に広がっていたことを理解できるのです。


 ☆この何の変哲もない日常生活の普通さが、
   同時に、信じられない神秘の表現でもあるのです。


 この世界のあらゆる「問題」は、ただの思考であって、
  思考がなければ問題は何もなく、ただ対処すべき出来事があるだけです。
   

 ☆「自我」というものは もともと『砂上の楼閣』の様なもので、
    思い込みの寄せ集め、ストーリーの集合体の様なものです。
     ストーリーとは、思考が作り出した分離のことです。


 ※『目覚め』は、何事も除外しません。
    どんなにちっぽけで 苦しみにあふれていると思っているあなたをも、
     『ありのまま許してくれている』のです。


 ありのままを避けることが、緊張と苦しみを生み出すのです。
  この世界はある種の夢のようなものです。
   そのことに本当に気付くと、生きることは信じられないくらい楽になってきます。


 出来ることがあるとしたら、「ありのままを感じる」ことです。
  ほとんどの人は、ありのままの自分を感じることを許していません。
   ありのままを感じることに対する 
    抵抗感=「苦しみ」=緊張 を生み出している ということに『気付く』と、
     ありのままを感じることへと自然に意識が向かいます。


 存在の光は、いつもあなたの周囲に満ちあふれています。
  やがて『自分自身が 光そのもの』だという シンプルな事実を思い出します。
   

 心の中に何の考えもないとき、心の空間そのものを感じている時、
  すべての存在の一番奥にある「空」そのもの 意識そのもの
   あなたの本質そのものを感じるのです。

 
                             
          
posted by 微笑み at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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